2020年12月30日水曜日

Philips HQ482 バッテリ交換

年末年始の mission #1、古いシェーバ(ひげ剃り)の充電池交換に挑戦! 
これは相当古いもので、現在ほとんど充電できず、ACケーブルをコンセントに差し込んでようやく弱弱しく使える程度でした。見た目がキタナイのはご容赦を。
筐体は特殊な六角ネジ(T8)1個で閉じられているだけでした。専用ドライバでネジを取り外し、プラスチックの爪を折らないように注意しながら筐体を開けます。
なんと、★1997年製★でした。よくも23年も捨てずに置いてあったものだ。基板は見るからに古いけれど、電解コンデンサの液漏れもありません。
ちなみに、矢印の上に見えるDIP IC(PHILIPS製)は、マイコンとかそんな上等なものではなく、100~240Vの商用電源に対応するバッテリ制御用のICのようです。

充電池はNiMH電池で、電極はラグで基板に半田付けされています。あらかじめ同一規格(1.2V、2200mAh)の代替電池をinternetで入手(税込300円)してありました。

基板を裏返し、バッテリの電極ラグのランドから吸い取り機を使って半田を吸い取り、ラグを起こします。
無事取り外せました。入手した新しい電池が外観的にも全く同じサイズであることを確認したので、基板に装着します。(+極の茶色いのはただの保存用保護カバーです)
とても綺麗に換装できました!!
この後、筐体を閉じてシェーバの快調な動作を確認しました。充電できない電池のままACにつないで使うよりも全然力強い回転です。きっとこのシェーバは交直両用ではなく、充電専用だったのでしょう。

それにしても、このシェーバが自分と「23年間」もの人生を共にしたとは・・・、振り返ると感慨深いです。23年振りに元気を取り戻したこのシェーバのように、私もこれから頑張りたい!!

(免責事項)
シェーバの内蔵バッテリを自分で交換することは、ご自身の責任において行ってください。メーカも筆者も責任を持ちません。