2011年3月3日木曜日

IARU HF Championship HQ部門の分析

2010年の結果。

EU以外の局としてはJAは十分に健闘していますね。これ以上にrankを上げるのは難しそうです。
2009年にscore問題で揉めたDA0HQ(Germany)とAO8HQ(Spain)でしたが、2010年はSpain局は不参加だったんですね。判定を不服としてboycottしたのだろうか、などと空想してしまいます。2010年のFriedrichshafenでEUのHQ局間の合意が取れたようにARRLからの報告がありましたが、「EU各国団体代表からなるlog審査委員会」は9A、DL、E7、F、G、HB9、OK、LA、SM、SPからのmembersで構成されており、EAからは審査委員は選ばれていません。必ずしも平和的な解決ではなかった可能性が示唆されます。さて、2011年はEAからの参加はあるのでしょうか?

同じ表をPts/QSOの順に並べ替えてみました。このcontestでは、同一country=1pt、同一大陸=3pts、別大陸=5ptsとなっています。

HB0HQは別として、我が8NxHQは如何に国内QSOが多いかということを示唆しています。「優勝」したGermanyも、かなり国内援助QSOがあるということですね。
一方、同じAsiaでありながら、Pts/Qが5に肉薄するBxHQは対極です。JAと比べて国内QSOが少ないこと、JAとの交信が3ptsになることもありますが、それ以上に別大陸との交信が多いことを示唆しています。
中国ほどにはいかなくとも、JAも今の交信局数のままでもPts/Qを3.5位まで上げることができれば、単純計算でTotal scoreは11,856,000位になり、かなり順位が上がります(現在の25位→15位位に)。援助交信に頼るより、別大陸QSOやmultiを増やすことが更なる得点増に繋がりそうです。

ちなみにJARL HQ局の近年の得点推移です。

2002年頃には3.2程度のPts/Qを出せていた実績があります。太陽活動も関係はあるでしょうが、も少しPts/Qとmultiを増やしたいですね。

0 件のコメント:

コメントを投稿