2011年12月12日月曜日

オススメのfree contest loggers2本

有料のcontest loggersではWin-Test(by F5MZN)、無料の物ではN1MM Loggerが人気があるようだ。筆者の出入りするcontest clubsでは殆どがN1MM Loggerを使っている。

N1MM LoggerはVisual Basicでcodingされているようだが、今日ではPCsが高性能なので特に重さを感じることはない。多機能であらゆる事が出来、更新やsupportも活発だし何ら不満はない。

しかし他人と違うことがしたい筆者はいろいろ探しているので、ここでかなり完成度の高いcontest loggersを2本紹介する。いずれも殆どのmajor contestsをcoverしている。

TR4W
DOS版TRを元にDmitriy UA4WLIが新たに作りなおしたと思われるWin32版logger。既にお使いの方もおられ、紹介する迄も無く有名かもしれない。何のprogram言語で作られているか分からないがbinaryが大変小さく動作も軽快である。RTTY(MMTTY使用)、network運用にも対応している。

詳細なdocumentとしては今のところロシア語のwikiしかないが、Google翻訳などで読めばある程度分かる。またmailing listで英語版manualの作成中である。

筆者は幾つかのcontestsで使ってみたが、troubles無く使用出来ている。

また何と驚いた事に、「ALL JA」「JA LONG PREFECT(全市全郡?)」といった国内コンテストにも対応している。DOS版TRの名残かもしれない。但し、現在確認した所では全市全郡用のファイルは更新が必要です。

なおDmitriyはCabrillo log解析softのSH5の作者でもある。sharewareだがこちらもなかなか素晴らしい。

QARTest
QSL managers検索でも有名なIK3QARの手になるDOS版CTを元にしたWin32版logger。こちらはまだイタリア語版しか無く、interfaceもdocumentもイタリア語。まあ基本的にはcontest loggerなので機能の想像は付くから、Google翻訳を使えば操作は出来ると思う。という筆者も最近見つけたばかりなので、これから使ってみようと言う所です。こちらもRTTY、network運用にも対応している。

2011年12月10日土曜日

N1MM Loggerの文字化けの直し方

N1MM Logger は国内でも大変人気のあるフリーのcontest loggerだ。しかし、日本語OSで使うと微妙な文字化けがある。

一つ目はビーム方向を示すBearingの角度(°)の文字。
これはただ、気にしなければいい、で済むかもしれない。
二つ目はnetwork運用した時のInfo windowに出る送信機番号を示す丸囲み数字。
これは図のように日本語環境では何も現れないので、そもそも文字化けが生じていることに気付かない方が多いと思う。実はここに丸囲み数字があって、それぞれのPCとのリンク状態を示している。また丸数字の上を右クリックで context menu も出てくる。

直し方(XPの場合)
コントロールパネルの「地域と言語のオプション」を開き、「詳細設定」タブの「Unicode対応でないプログラムの言語」のdrop-downから「英語(米国)」を選ぶ。(他の英語やRoman系言語でも大丈夫かもしれない。)
適用(OK)すると、再起動を促すdialogが出るので指示に従う。(再起動しないと設定は有効にならない。)
「地域オプション」タブの項目は、このように日本語(日本)のままで良い。

再起動後に N1MM Logger を立ち上げると、下図のように文字化けが直っています。
Info windowでは各PCとのリンク状況がこのように色付きで表示されます。マルチオペをなさっている方は是非お試しください。

注意
この変更を行うと、英語設定を想定していないような日本語プログラムで文字化けしたり、directoryの指定が出来なくなる場合があります。(「デスクトップ」などのdirectory名が読めなくなるためらしい。)
コンテストでN1MM Loggerを使う時だけ切り替えるか、ログ専用のPCだけにしておく方が良いようです。

2011年11月21日月曜日

DX Spider コマンド早見表

DX Spider node(JG1VGX-9)を運用しているが、filter commands等についてよく尋ねられるため、コマンド早見表(A4一枚)を作成してみた。PDFでのダウンロードはこちら

2011年11月14日月曜日

JIDX SSB @JG1ZUY

君津市のクラブシャックからJIDX SSBにSOABHPで参戦した。

30時間中、20時間の運用。
夜(JST 18-21時頃)の10mで欧州がlong pathで開いていて楽しめた。
JA局スポット順位表:
(以下略)

2011年11月5日土曜日

ノートPCのSSDへの換装

SSDの価格が随分こなれて来たので、持ち運び頻度の高いミニノートPC(dynabook UX)のHDDをSSDに換装することにした。

元のHDDの状態でのbench markは次の通り。

最初、通常のSSDではなく、Compact FlashとSATA-CF adapterを組み合わせて擬似SSDにしようと考えた。やってみるとPC本体のinterfaceやSATA-CF adapterとの相性かなにかでBIOSで認識されても読み書きできないCF cardがあった(Transcend 32GB 133x)が、Silicon Powerの32GB 200xのもので無事動作した。
しかし困った事に速度が出ない。特にrandom writeがHDDの1/50以下と極端に遅くなり、とても実用に耐えない。他もrandom readが少し速くなった位で残りは全てHDDより遅い。これでは何の為に換装したのか分からない。この方法は諦め、通常のSSDを入手することにした。

入手したのは同じくSilicon Powerの32GBの製品。Amazonで4,780円也。

すごい。HDDと比べて2~40倍の速度が出ている。やはりSSDに換装したならこうでなくっちゃ。型落ちのミニノートPCが生き返った。
結論:
先のようなCF/SD用の変換アダプタが存在するとは言え、これらを起動diskに使うのは、速度の問題や耐用性(CF/SDは起動diskのような頻繁な読み書きを想定していない)から避けた方が良いようだ。

2011年10月24日月曜日

2011 NTT コンテスト @自宅

(1) 市外局番がmultiである、
(2) 開催日が10/23に固定(平日の事もある)、
(3) 副賞のUSBIF4CWが当たるかも?!しれない、
という点でuniqueなcontest。

主催者のhome pagesがとても分かりやすく、zLogのDAT fileまで用意されている。

で、参加することにしたわけですが、当初はmobileでrareなmultiの所(市外局番が4桁の)に移動しようと目論んでいましたが、車にちょっとしたtroubleが生じ移動できなくなったため、自宅(03)から参加しました。
03局はさぞ多かろうと思ったら意外と少なく、またrareな局番の所からは意外と参加局がありました。

小生はV/UHF部門ですが、50MHzはantennaが無いので、144/430MHzのみです。
2011 電信電話記念日コンテスト
Single Op./電信部門/VUHF

 設備:FT-857 50/20W, Diamond X-50 4mH
運用地:東京都目黒区(03)自宅

2011年10月22日土曜日

FT-857用USB-CAT cableの製作

FT-857のCATは後面のminiDIN connector を介して行い、Yaesuからoptionのcable CT-62(3500円)が売られています。しかしこれはPC端がCOM(DB9)端子なので、USB portに繋ぐには別途 USB <=> 232C converter が必要です。そこでUSBと直接繋げられるUSB-CAT cableを製作しました。(FT-817/897でも使えます。)
今となっては入手がかなり困難になってしまったPDC/CDMA時代の携帯電話データ転送ケーブルです。USB <=> TTL の変換が行えます。ただし、FOMAやWIN用の物は使えません。代用するなら、まだ入手可能な TTL <=> 232C レベル変換ケーブル(CT-62相当品)を USB <=> 232C converter と組み合わせて使うしかないでしょう。

Cableの携帯電話側をばらすと、shieldの中から4本の線が出て来ます。
信号はこうです。
 
 GND
 
 +5V
 白
 TxD
 
 RxD
ただしTxDとRxDは信号の流れ方をどちらから見るかによって名称の付け方が違いますので、半田付けの前にclipなどで繋いでテストすることをオススメします。とにかくこれを小さなminiDINコネクタに半田付けします。+5Vは結線しません。TxD, RxD, GNDの3本です。
できました。Cableにはclamp式ferrite coresを付けておきます。

さて次に、FT-857の後面miniDIN connectorはATUやlinear ampのcontrol cablesとも共用しています。従ってATUやlinear ampを使う時にはCAT cableをここに接続できません。その場合はMenu commandにより前面のMic端子(RJ-45)のDOWN/UPの信号線にTxD/RxDを出すことが出来ます。RJ-45用のCAT cableをもう一本作るのは無駄なので、IZ0INXK6XXの資料を参考に、次のような分岐cableを作りました。
LAN cable延長connectorにdrillで穴を開け、中の配線に並列に結線しminiDIN female connectorを取り付けます(RJ-45側は1-TxD, 2-RxD, 7-GND)。これでCATとMicが同時に使えます。

2011年9月25日日曜日

USB <=> TTL <=> RS232C(Serial, COM)

RigsとPCとの接続cable(通称「リグコン」)を作ろうといろいろ考えていたら、頭がこんがらがって来たので図に書いて整理してみた。
つまり、serial通信には「USB」「TTL(UART)」「RS232C」の3つの状態があって、これらの接続には各社まちまちな方法を取っているからややこしいんだよね。

ICOMのCI-Vはgood ideaではあるんだけどやや特殊なadapter(CT-17)が必要になり、普通には汎用ケーブルの使えるKenwood/Yaesu固定機ののDB9端子の方が使いやすい。

ICOM機やFT-817/857/897 seriesとの接続には古い携帯電話用のUSB cableが使えるというのは有名だ。ただしUSB transceiverを内蔵するようになって以降の新しい携帯電話用のケーブルは使えない。

GPS内蔵のAPRS機VX-8GのData端子にはRS232C levelのまま信号が出ているとのこと。YaesuのCT-143というのがDB9端子との接続cableだが、CT-62とは違って直接配線しているだけだろう。

2011年9月12日月曜日

WAE SSB @JG1ZUY

君津市の知人shackからの2度目の運用でしたが、今回もちょっと不完全燃焼。Condxが今一だったのと、平日の疲れでやはり爆睡してしまいました。

WAE SSB, SOHP
JG1VGX(@JG1ZUY, Kimitsu)

Band QSO  QTC  Mult
-------------------
80     0        0x4
40    27       14x3
20   178       33x2
15   381       37x2
10     6        3x2
-------------------
     592  511   194 = 207,364 pts


土曜日の夕方にshackに着き、運用を開始したのが2030JST頃。もう15mはほぼ閉じていました。20mもslowで、00JSTまでに90局ほどやって40mが開く03JST頃までちょっと寝ようとしたら、そのまま朝が明るくなるまで爆睡。かくして初日のlow bandsを落としてしまいました。

午前中は起きていても仕方がないので、とにかく朝からエタノールを注入して再度寝ました。日曜日の1330JSTに運用再開。この後月曜日朝05JSTまで連続運用しました。しかし、15mはまだ良かったものの、20mやlow bandsは今一で、上記の結果止まりに。


マイク系も準備が悪くて回り込み対策を怠り、log softwareによるDVKがnoiseで動作しませんでした。rig内蔵のvoice memoryを使って何とかしのぎました。contestから帰ってから、cablesにferrite coresを巻いたりisolation transformerを挿入したりする始末です。次回のSSB contestではちゃんと動作させられるように。

2011年8月18日木曜日

US callsignの変更

1999年からN1MHというUS callsignを持っていたが、この度AE3Nというcallsignに変更した。


理由は、1x2のstandardなcallsignより、少し癖のあるcallsignに変更したかったから。WPX contestsの時もN1ではmultiとしてあまり面白くない。かといってAE3もかなりpopularだけれども。CW的にも短いcallsignを選んでみた。

2011年8月15日月曜日

WAE CW @JG1ZUY

君津の知人のshackに1kWの免許を下ろしたので、個人コールでの記念すべき初めてのHP運用となった。

WAE CW, SOHP
JG1VGX(@JG1ZUY, Kimitsu)

Band QSO  QTC  Mult
-------------------
80     0        0x4
40    27       12x3
20   499       43x2
15   626       43x2
10     5        2x2
-------------------
    1157  1150  212 = 489,084 pts


いつもの事だが、平日の疲れが取れず、睡眠不足のまま臨んだ為、夜半の時間帯にかなり寝てしまい、7MHzが殆ど出来なかった。10mは殆ど開かなかったものの、15mは1日目1130z、2日目1530z位までopenしていてnoiseも少なく、かなり快調なrunが出来た。



LogはTR4W(v 4.237)を使用。QTCも快適に送れた。3830へのpost

2011年7月3日日曜日

6m and Down @自宅

仕事で自宅待機であったが、結局呼び出しが全く無かった為、ほぼfullに6m and Downコンテストに参加する事が出来た。
と言っても144と430のみですが。

QTH: 東京都目黒区
Rig: FT-857 (2m 50W, 70cm 20W)
Ant: Diamond X-50 (small collinear GP)、マンション2Fベランダ(南南西向)

6m and Down
シングルオペ電信オールバンド部門(CA)


Band  QSO Mult
--------------
50      0    0
144    65    8
430    56    8
1200    0    0
2400+   0    0
--------------
Total 121 x 16 = 1,936 (claimed)

自宅はとてもコンテストをするようなlocation、設備ではないが、CWだとrunしてもそこそこ呼ばれた。

2011年7月2日土曜日

au LISMO Portの英語版OSへのインストール

日本語版OSにしか対応していないau LISMO Portは、次の方法で、英語版OSにinstall出来ます。なおtestしたのはWindows XP(32bit)の環境です。

まず本家よりLISMO Port installer packageをdownloadします。

7-Zipなどで、exe fileをdesktopに解凍します。


SetupLP.iniをNotepadなどのeditorで開き、「supportoslang」を「Japanese」から「English」に変更し、保存します。

SetupLP.exeを実行するとinstallationが開始されます。

完了です。

なおLISMO Port本体の自動update機能は、OS checkに引っ掛かり、使えません。updateの度に上記の手順でupdateする必要があります。

2011年5月3日火曜日

GM管LND-712の寿命

「GM管には寿命がある」という噂を聞いたような気がしたので、LND-712のmakerであるLND社にemailで問い合わせてみた。寿命は 5E10 counts だそうである。

これは50,000,000,000回なので、今のbackground値(15cpm)程度の放射線を計数し続けたとしても、5E10/(15*60*24*365.25)=6338年の寿命があることになる。仮に今のbackground値の100倍の放射線であったとしても63年である。
LND-712の寿命は事実上ない
と言って良さそうだ。(mica面を割ったりしない限り。)
makerのspec sheetにも寿命は記されていない。

寿命がこのように長いのは、Wikipediaによれば、最近のGM管は一度電離されると元に戻らない希ガス(Neon)の電離ではなく、少量混入されたHalogenの電離により電流が流れる仕組み(Halogenは電離後元の状態に戻る)だからだそうである。

2011年5月1日日曜日

Strawberry LinuxのGeiger Counter ★★★★☆


入荷連絡が来てから10分間で売り切れるという争奪戦を何とか制し、入手できたStrawberry LinuxのUSB Geiger Counter Kit。早速組み立ててみた。

USB接続、電源(USB/外部両用)、LCD表示までがcompactにまとめられている良いkitだと思う。
欲を言うなら、マイコンがCypressでなくPICとかAVRだったら書き換えて遊び易かった。あと、付属のsoftwareがもう一つかな。Libraryが公開されているようなので、いろいろ作ってくれる人がいると良いけど。(参考:米Black Cat SystemsのGeiger Countersの方が、softwareはやや充実しているようだ。)

CypressのCY7C63723CというMPU。MouseなどのUSB applications用らしい。確かにこんなに小さいDIP版でUSB内蔵の物はPICやAVRには無いよね。誰か高機能firmwareを作ってくれないかな。

Mica面を傷付けないようにGM管の取り扱いには細心の注意を払って組み立てた後、専用caseに入れる。Mica面の正面に穴開け加工はされていないから、caseに入れるとα線は測れなくなるが、まあいいだろう。GM管は単芯銅線を捩って基板に固定した。

専用caseの蓋を閉めて完成。都内の自宅では13~14cpm位の値を示していた。

良く分からないのが、cpm→μSv/hへの変換。Net上のいろいろなGeiger mapsを見ていると、測定器によりかなりばらつきがあることが分かる。一桁位違う。

そもそも、γ線だけを計測する機器もあれば、α、β、γ全て測っている物もある。全部一緒に比べて良いのか?到達距離を考えれば、γ線だけを測れば良いのだろうけど。(ところで計測できたα、β線は至近距離から出ていることになるけど、そんなに放射性物質が身の回りに在るのだろうか?)

某Geiger mapではこのGM管 LND-712の場合は、1cpm=0.00233μSv/hを用いている所が多い。が、ほぼ同類のGM管を使っていると思われるBlack Cat Systemsのsiteによると、Cs137については1cpm=0.00833μSv/hだそうだ。線源によっても換算値が異なるらしい。もちろん、GM管の大きさによっても、cpmは変わってくるだろう。

つまり、GM管・線種・線源を特定しなければ、単に係数だけでcpm→μSv/hへの変換は出来ないようだ。結局はcpm値でtrendを見ていくのが確実と思われる。

いまいちのsoftwareしか付いていないなあ、と思っていたら、pachube並みの素晴らしいdata共有・表示siteを発見!早速登録させていただいた。

2011年4月20日水曜日

au携帯のSPAM filter設定

小生のところはEmail addressがsimpleなせいか、SPAM mailsが尋常でなく多い。もう毎日100通位来る。
これまで、面倒なのでfilter設定をしていなかったが、今回au提供の「迷惑メールフィルター設定」を利用してみることにした。

方法1 インターネットからのメールを指定受信のみにする
  • 【一括指定受信】の項目で、インターネットを「受信しない」設定、他のメールは全て「受信する」のまま。
  • 【指定受信リスト】(なりすまし用ではない)で、受信したいメールアドレス(ドメイン)を全て登録しておく。
この単純な方法でも、SPAMは激減した。効果はかなりある。
しかし、携帯電話のmail addressを詐称してインターネットから送られてくるmailsを除外できない。
また、指定受信の登録が面倒。忘れるとメールを受け取れない。携帯アドレス宛のメルマガ、お知らせサービスの類は、全て登録が必要。

方法2 「なりすまし規制」(高)を利用する auのカンタン設定「オススメ!」と同じです
  • auオススメ!の【なりすまし規制】を(高)に設定するだけ
  • 他は全て許可(デフォルト)とする
この方法だと、面倒な指定受信の設定が不要である。
効果はかなりあったが、方法1よりもSPAM mailsの数が多かった。携帯アドレスから発信されるSPAMは全て詐称であるから全部排除できるが、インターネットからやってくる「送信元詐称していない」SPAMは全く除外できない。
送信元を詐称せずにSPAMを送ってくる業者が居る事には驚くが。
「なりすまし」を使ってPCから携帯メールを打ってくる知人のアドレスは、あらかじめ「なりすまし許可用の指定受信リスト」に登録しておく必要がある。ただしこれが20件しか登録できない。

方法3 方法1と方法2の併用 auのカンタン設定「ジュニアオススメ!」と同じです
これで、今のところ全てのSPAM mailsが排除できている。
必要なメールしか届かないのは至極快適だ。
「なりすまし」でメールを送ってくる少数の知人は「なりすまし用の指定受信リスト」に登録、「なりすまし」ではないインターネットからのメルマガ、お知らせメールの類は通常の「指定受信リスト」に登録しておけば受信できる。
この作業はやや面倒だが、SPAMをzeroにするためには仕方が無い。とりあえずこれで様子を見るつもりだ。

以上をまとめると、「From(送信元)が携帯かPCか」、「送信元詐称の有無」でmailsは4つのtypesに分類出来、上記方法1~3のfilter効果は以下の表の様になる。

 From
(送信元)
 送信元詐称
(転送含)
 使用例  SPAMの量  SPAMのtype  方法1  方法2  方法3  指定受信の方法
 携帯    通常の携帯間メール  0  SPAMとしては事実上存在しない  受信  受信  受信  -
 携帯    PCから「Fromを携帯アドレスに変更して」送信されてくるメール  ■  携帯メールを装う送信元詐称のSPAM  受信  拒否  拒否  「なりすまし用」の指定受信リスト(20件まで)
 PCなど    通常のPCからのメール(メルマガ、お知らせメール等も)  ■  送信元を詐称しない、通常ドメインからのSPAM  拒否  受信  拒否  通常の指定受信リスト(200件まで)
 PCなど  有  PCから「Fromを別アドレスに変更して」送信されてくるメール  ■■■■■  送信元を詐称した、通常ドメインからのSPAM  拒否  拒否  拒否  「なりすまし用」の指定受信リスト(20件まで)

2011年3月9日水曜日

1kW免許状が到着

千葉県君津市の知人のcontest shackに設備共用で免許を下ろさせていただくことになり、申請していた1kW局の免許状が漸く今日到着した。

2011年3月7日月曜日

ARRL DX SSB @JG1ZUY

今回は仕事の都合で部分参加となった。

ARRL DX SSB, SOSB40M
(Op.Hrs = 9.5h)
Band QSO St/Pr
--------------
40   187    29
--------------
     187    29 = 16,269 pts



States/provincesの交信数をなんとなく色付けしてみた。東側と出来たのは当局の運用時間では3/6のPM 8時前後。東海岸時間でAM 6時頃ですね。よく開いていたのはわずか30分間位だった。K3LRだけは随分後で出来ていますが(現地時間 7:36)。

QSO:  7175 PH 2011-03-06 1052 JG1ZUY        59  KW     W3LPL         59  MD
QSO:  7175 PH 2011-03-06 1052 JG1ZUY        59  KW     WW4LL         59  GA
QSO:  7174 PH 2011-03-06 1053 JG1ZUY        59  KW     W4RM          59  VA
QSO:  7175 PH 2011-03-06 1055 JG1ZUY        59  KW     WZ8P          59  OH
QSO:  7175 PH 2011-03-06 1101 JG1ZUY        59  KW     W4QN          59  FL
QSO:  7174 PH 2011-03-06 1104 JG1ZUY        59  KW     K1IK          59  VT
QSO:  7175 PH 2011-03-06 1108 JG1ZUY        59  KW     WE3C          59  PA
QSO:  7175 PH 2011-03-06 1108 JG1ZUY        59  KW     N8BJQ         59  OH
QSO:  7175 PH 2011-03-06 1119 JG1ZUY        59  KW     K8XS          59  FL
QSO:  7173 PH 2011-03-06 1236 JG1ZUY        59  KW     K3LR          59  PA

SH5分析 http://sh5.jg1vgx.net/2011/2011_arrl-dx-ssb_jg1zuy/

2011年3月3日木曜日

IARU HF Championship HQ部門の分析

2010年の結果。

EU以外の局としてはJAは十分に健闘していますね。これ以上にrankを上げるのは難しそうです。
2009年にscore問題で揉めたDA0HQ(Germany)とAO8HQ(Spain)でしたが、2010年はSpain局は不参加だったんですね。判定を不服としてboycottしたのだろうか、などと空想してしまいます。2010年のFriedrichshafenでEUのHQ局間の合意が取れたようにARRLからの報告がありましたが、「EU各国団体代表からなるlog審査委員会」は9A、DL、E7、F、G、HB9、OK、LA、SM、SPからのmembersで構成されており、EAからは審査委員は選ばれていません。必ずしも平和的な解決ではなかった可能性が示唆されます。さて、2011年はEAからの参加はあるのでしょうか?

同じ表をPts/QSOの順に並べ替えてみました。このcontestでは、同一country=1pt、同一大陸=3pts、別大陸=5ptsとなっています。

HB0HQは別として、我が8NxHQは如何に国内QSOが多いかということを示唆しています。「優勝」したGermanyも、かなり国内援助QSOがあるということですね。
一方、同じAsiaでありながら、Pts/Qが5に肉薄するBxHQは対極です。JAと比べて国内QSOが少ないこと、JAとの交信が3ptsになることもありますが、それ以上に別大陸との交信が多いことを示唆しています。
中国ほどにはいかなくとも、JAも今の交信局数のままでもPts/Qを3.5位まで上げることができれば、単純計算でTotal scoreは11,856,000位になり、かなり順位が上がります(現在の25位→15位位に)。援助交信に頼るより、別大陸QSOやmultiを増やすことが更なる得点増に繋がりそうです。

ちなみにJARL HQ局の近年の得点推移です。

2002年頃には3.2程度のPts/Qを出せていた実績があります。太陽活動も関係はあるでしょうが、も少しPts/Qとmultiを増やしたいですね。

2011年2月20日日曜日

eJackino-MiniとeJackino-Pico

eJackino-Mini(左)とeJackino-Pico(右)
基板付き書籍「アーデュイーノ互換マイコン・ボードを作る」にもCQ出版社サイトにも明確に記されていないが、eJackino-Mini(写真左)とeJackino-Pico(右)とは回路的には全く同じ物。部品配置とpin headersへのpin取り出し方が違っている位である。あと、基板スペースの関係か、Miniでは在るpin名称のsilk印刷が、Picoでは省略されている。

回路図・配線図は見付けがたいが、CQ出版社のここからEagle CAD dataがdownload出来ます。少しcomment修正したがのがこれ。
eJackino-Miniの回路図
eJackino-Picoの回路図
eJackinoはCQ出版社や小坂 貴美男氏によるものです(Creative Commons Lisence, BY-SA 2.5)。

2011年2月15日火曜日

電子部品・マイコン系通販の送料比較

都内に住んではいても、わざわざ半日~1日がかりで秋葉原に買物に行くことは交通費と時間の無駄になり、身体的にも疲れる。
実際店頭ではWebで見るよりじっくり品物を選べなかったり、折角行ったのに店頭に物が無いという馬鹿な思いをすることがある。

時間の無駄といえば休日の秋月電子秋葉原店などはその好例で、1~2品が目的ならともかく、部品リストを持って買い出しに行こうものなら、素人には何処に何が陳列してあるか分からず、人だかりを避けて部品を探し集めるのに随分時間がかかることもある。ここがいつも混んでいるのは、そんな「部品探し難民」が中に何人もいるからではないか?レジの店員さんはとても手際良いのに。

というわけで、最近では電子部品やマイコン・ボードの入手には専ら通販を利用することが多いが、送料が気になるので比較してみることにした。

 基本送料  送料無料  運送業者  メール便  定形外  支払い方法
 電子部品系
 秋月電子  500  -  佐川、ヤマト  -  -  ク、銀
 千石電商  420  10,000  ヤマト、佐川、JPEX  -  -  ク、銀
 マルツパーツ館  472  5,250  ヤマト  -  -  ク、銀
 共立エレショップ  380  7,500  ヤマト、佐川  -  120(50g以下、3,000円未満)  ク、銀、郵
 若松通商・電子部品通販  504  -  ゆうパック  -  240(250g以下)  銀
 若松通商・eマート  504  -  ヤマト、ゆうパック  -  -  ク、銀
 サトー電気  200~500  8,001  普通郵便、ゆうパック  -  左記  郵
 RS Components  460  8,000  佐川  -  -  ク、銀
 マイコン系
 Switch Science  180  3,000  ヤマト  自動選択  -  銀、PayPal
 Strawberry Linux  400  -  佐川など  -  -  銀、郵
 メカロボショップ  530~  10,000  ヤマト  80  -  ク、銀
 マイクロファン  315~525  -  ヤマト  自動選択  -  銀
 マイコンキット・ドットコム  650  10,000  佐川  -  -  ク、銀
 aitendo  690  -  ヤマト  -  -  ク、銀
 Soliton Wave  800~  -  佐川  -  -  ク、銀、郵
 galileo 7  180  3,000  ヤマト  自動選択  -  銀
(注意)私の場合、代引きは使わない(←手数料を節約したい)ので「支払い方法」には含まれていない。本日現在Webから集めた情報だが、正確さの保証はないので、買物の際にはご自身でご確認ください。

部品なら何でも安い秋月を一番利用するが、送料は割高で、注文の変更・キャンセルが難しく、一品買い忘れたりした時のショックが大きい。
一方、輸入系のマイコン・ボード(Arduino等)はほぼ横並び価格なので、送料の安い所を選んだ方が良い。

2011年2月7日月曜日

JYE Techオシロのfirmware更新

秋月電子などで入手できる、中国JYE Techの激安Oscilloのfirmwareを更新する方法。本家の文書を参考にしてます。

更新には二通りのやり方があります。
  • ICSPで直接書き込む方法
    • この方法でfirmwareを書き込むと、bootloaderが消えてしまう。
    • 普通はbootloaderを書き込む時用ですね。
  • bootloaderによる自己書き込み機能を使ってserial通信で書き込む方法
    • 当然ですが、bootloaderは消えません。
後者でやってみました。
まず、ここにserial通信のためのpin headersを増設します。私は2 x 10 pins全て増設しましたが、使うのは4 pinsだけです。(なおこれは私の所有する緑液晶versionの場合ですが、青白液晶versionの場合は基板が少し違い、pin headersの位置も異なりますので本家の文書等でよく確認してください。)
PCとserial通信で接続します。Serial変換器としては、秋月電子のArduino Duemilanove互換ボード AE-ATmegaのを使いました。配線が出来れば、別に他の何でもかまいません。TxDとRxDは反転させてcrossで結線すること。

JYE Tech Oscilloには電源スイッチもresetボタンもありませんので、+5Vはまだ結線しないでOFFの状態にしておきます。

あとは、本家の文書通りにavrubd.exeというソフトを立ち上げてfirmwareを転送します。転送コマンドに当たる "Operate - Download" をclickし、すぐに+5Vを結線(つまりOscilloのボードをON)したらうまく行きました。
再起動させると、本日現在の最新版 ver.113-06201-200(2010.09.26版)に無事更新されました。
新機能のFFTです。Sampleの500Hz pulseが見えています。

2011年2月6日日曜日

Mobile運用のSet up

愛車 Alfa 156 V6 にAntennaとRig(IC-706mkII)をset upしました。
Antennaは昔から使っているDiamond MD-200シリーズです。
左ハンドルなので、706の操作パネルをこのように右の助手席側に取り付けました。Dashmount(UK)の取り付け金具を使っています。Paddle(Kent)もぴったり灰皿下の小物スペースに収まりました。

これからはmobile半固定でコンテストに出る予定です。

2011年2月4日金曜日

UnoのAuto reset機能を無効にする

パスコンを用いた解決法

前回、Reset端子と+5Vとの間に110~120Ωの抵抗を入れてauto resetを無効にする方法を紹介したが、Duemilanoveとそのclones(FT232Rを使用しているもの)では目的通りに動作したが、何故かUnoではうまくいかなかった。(Auto resetは無効に出来たが、DTR線を操作するソフトとは通信できなかった。)

ArduinoのForumに、抵抗ではなくコンデンサを使う方法をポストしている人が居たので、試してみたところ、Unoでもうまくauto resetを無効化でき、通信も問題なく行えるようになった。
こんな感じに、RESET pinとGNDの間にコンデンサを挿入する。上述の記事では「転がっていた220uFのコンデンサを使った」と書いてあったが、もっと小さい容量で良くて、上の写真では1uFを使っているが、0.1uFの普通のパスコンでも動作した。

また、RESETとGNDの間ではなく、RESETと+5Vの間に挿入しても、同じ効果だった。

つまりパスコンによって、DTR線側のコンデンサで生成されたreset pulseが吸収され、RESET pinに伝わらなくなってくれるようだ。

抵抗を使う方法より、こちらの方がsmartな解決法の様に思える。抵抗では安定しなかったUnoでも有効ということは、より安定した方法と言えるし。

ただ、clonesのうちJapanino(serial変換にSilicon Labs CP2104を使用)では、コンデンサ法も抵抗法も無効だったり動作が不安定だった。回路が違うのかな?Macでauto resetが効かない問題があるようだし。