CQ-M International Contestは今年で57回を数えるかなり歴史の24時間のコンテストだが、今回はログソフトのテストがてら短時間の運用。
以下、印象。
- N1MM Logger likeな使用感。細かな点に気を配ってさらに使いやすくした感じだ。
- 特に、Entry Windowのcallsignの入力欄がとても大きくて見やすい。これなら間違いも少なくなりそうだ。マルチの交信実績はそのすぐ右に表示されている。
- CQ, S&Pの表示が色付けされていて分かりやすい。CQ/S&Pの区別は、後でlog checking reportなどを見ながら振り返るのに重要な情報だが、N1MM Loggerではその区別はlogに残らず、周波数の遷移などから推測するしかない。
- Bandmapのcallsignも少しfontが大きくて見やすい。
- 非常に多機能。Menu項目の多さで分かる。しかし各設定項目は分かりやすく、manualを一切見なくても動作させることが出来た。N1MM Loggerとはmenu体系は異なっている。
- 完成度が高い。開発途上のloggerにありがちな動作の不安定さ、未実装な部分は見当たらない。完全に動作している。
- Digital modeはMMTTY, MMVARIに対応。RTTYのみならずPSKコンテストなどにも出られそうだ。
- Rig controlにはOmniRigを使用。WinKeyには現時点では対応していない。
- 頻繁にprogramは更新されているようだ。Updateは差分install(上書き)が可能。
(注意点)
- 英語interfaceに対応しているが、Defaultではロシア語(ウクライナ語?)のため、日本語環境では一部文字化けが残る。実用上差し支えない程度。
- N1MM Loggerと似たESM機能はある。しかし、設定次第なのかもしれないが、callsign fieldに何かtypeするだけではAuto CQが止まらない。Escを押して止めないと。これには何度か焦った。慣れの問題かもしれない。
- 少し前のversionではWin 7 install時にerrorが出たが、update版では解消されている。
そんなわけで、当局は非常に気に入ってしまった。今回はCWでのみ使用したが、ぜひdigital mode contestsでも使用してみたい。
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