2014年1月1日水曜日

Telnet DX Clustersの使用法

当局が運用している下記3つのTelnet DX Clusters nodesの使い方について、別のpageにまとめてみました。

Node Call
Node Software
Host Name
Port
RBN Spots
JG1VGX-7
CC Cluster
ccc.jg1vgx.net 7373
JG1VGX-8
AR-Cluster V6 arc.jg1vgx.net 7000
JG1VGX-9
DXSpider dxc.jg1vgx.net 7300

それぞれcommands体系がかなり違っているので、接続後にfilters等細かい設定をされる方は上記の解説pageを是非御一読下さい。

どのclusterに接続するか?

Skimmer (RBN) spotsが欲しい方は、JG1VGX-7-8に接続して下さい。どちらも源流はreversebeacon.netですので、流れてくる物は(原則として)同じです。
  • 現在RBN spotsを流す事が出来るnode softwareは、AR-Cluster V6CC Clusterの2つだけです。
  • DXCluster.INFOの一覧表上で (+CW Skimmer) と表示されている各国のnodesは当局のnodesと同様にRBN spotsが流れてくる物が多いでしょう。

各node softwareの特徴


CC Cluster (VE7CC)

  • 専用のuser program (CC User)があります。Filters設定等、command lineでの操作は煩雑になりかつ見辛いので、このCC Userの使用がお勧めです。但し慣れる迄に少々時間がかかると思います。
    • GUIで非常に細かいfilters設定が出来、EmailによるDX spotsお知らせ機能もあります。DX huntingにもcontestingにも便利でしょう。
  • Skimmer dupesは初期設定では除かれています。(許可することも可能。)

AR-Cluster V6 (AB5K)

  • 大量のdataを高速かつ軽量に処理出来るため、RBN基幹serversのsoftwareにも採用されています。
  • こちらも専用のclient program (AR-Cluster Client)がありますが、残念な事に現versionは日本語環境では動作しません。Control Panelで英語localeに設定すれば動作しますが、今の所それ程多機能なprogramではないようです。
  • RBN spotsについてCT1BOH考案の品質分析algorithmsが実装されています。特にcontests終盤で悩ませられる各種のbusted spotsや強力局のI/Q imageによる誤spotsを除く事が出来、品質の高いspotsが得られます。

DXSpider (G1TLH)

  • 最も広く使われているので、このsoftwareのcommands群に慣れている方も多いのではないかと思います。
  • Skimmer技術が出来る前の時代に作られ、Perlという比較的遅い文字列処理言語で書かれています。この為高速化、scalabilityに限界があり、大量のRBN spotsを扱う事が出来ません。
    • それでもつい最近迄、2つのRBN基幹serversのうちの1つはDXSpider(を改修した物?)上で動いていました。しかし、2013年のCQ WW CW Contestの際に遂に負荷に耐え切れなくなりpacketsの遅延、lock up等の重大な不具合が生じました。現在は2つの基幹servers共AR-Cluster V6上で動作しています。

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