症状だが、HDD unitの電源を入れても、PCから全然認識出来ない。とにかくunitの故障なのかHDD本体の故障なのか、開筐して調べることにした。HDDが生きていたら、dataを吸い上げることが出来る。
そういえば、今回は特にHDD故障の時によくある異音は全くしていなかった。Unitの故障だといいのだが・・・・。
開筐はとても簡単で、筐体下面前方のネジ1本を外し、前面coverを外すだけ。Coverの上部は爪で固定されているだけ。後は左右coversを引き抜く。HDDはinchネジ2本で簡単に外れる。
まずHDDを取り外し、別のSATA-USB interfaceを付けてみた。今度は問題なくPCで認識できた。異音もしない。これでdata救済は成功だ。良かった。
ならunitの故障だろう。比較的スカスカの筐体の中にはinterface基板と電源基板しかないが、壊れるものといったら電源基板しかないだろう。
容量・耐圧は2200μF 10Vと1000μF 16V、一応105℃品のようだ。部品を探さなくてはならないが、基板にぴたりsizeなので計測してみる。φ10mm☓20mm高である。交換用capsは直径が1mmでも大きいと入らない。
完全にぴたりではないが、秋月電子で同規格の物(ルビコン、国産品)が簡単に入手できた。高さが同じではないが、直径はφ10mmの物だ。部品代たったの110円也。
2日後、届いたので交換してみる。
少し背が高いのと低いのになったが、スカスカの筐体なので問題ない範囲である。
外したcapsは台湾Ltec(輝城電子股份有限公司)というmakerのLZG series。検索してみると液漏れで有名らしい。規格表によるとφ10mm品は寿命6,000時間だが、うちのPCは常時電源ONに近いから、それ位は確かに使ったかもしれない。しかし105℃で使っていた訳ではないから、やはりこのcaps、寿命は短すぎるよね。
筐体を組み戻したところ、問題なく動作した。成功だ。
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