2012年9月28日金曜日

RTTY Skimmerのtest運用


DL4RCK Walter作のRCKskimmerをテスト運用している。

Softwareはまだbeta test中で、自由にdownload出来るようにはなっていないが、Yahoo! Groupsに参加し作者にemailすれば入手できる。

最大7 bandsをIF帯域(各band最大192kHz)で同時にscanしdecodeするCW版Skimmer Server(VE3NEA)とは違い、RCK SkimmerはMMVARIのmoduleを使って2kHz幅ずつbandsを巡回してdecodeする仕組みとなっている。

したがって、CWのskimmerのように、CQを出せばpathのある世界中のskimmersが即座に反応して伝播状況を知る、といった使い方はまだ出来ない。

RTTYのみならずPSK31はもちろん、MMVARIが対応している多くのdigital modesもdecode出来る。

このsoftwareでdecodeされたspotsはDL4RCK独自のtelnet server(RCK-Digital Cluster System)に集約されるほか、CW版skimmer用のAggregator(RBNのhome pagesからdownload出来る)を用いてRBNにもupload出来るようになっている。

今のところ、ドイツ、アメリカを中心に数カ所でtest運用されているだけだ。

当局のsystemはantennaとlocationが非常に貧弱のため、一日に数件しかspot出来ていない。しかしWW RTTYの週末にはもっとたくさんdecode出来る事を期待している。

DL4RCKのDigital Cluster Systemに接続するには、こちら。
telnet://dl4rck.ham-radio-op.net:8000/
RCKskimmersのspotsだけが集約されている。Defaultでは「CQ」だけではなく「DE」で聞こえた局もspotされるため、messagesに従ってfilterをかけると良い。

RBNに統合されたRCKskimmersのspotsを見るには、以下のRBN本家telnet serversに接続しても良いが、
telnet://telnet.reversebeacon.net:7000/ 
telnet://arcluster.reversebeacon.net:7000/
本家のserverは負荷が大きく落ちやすいので、RBN feedをもらっているCC ClusterかAR Cluster(V6)のnodesに接続する方がオススメである。

当局は下記でCC Cluster nodeを運用している。
JG1VGX-7 telnet://ccc.jg1vgx.net:7373/
接続したら、まず
set/skimmer
でskimmer feedをONにする。(OFFにするにはset/noskimmerまたはunset/skimmer

RTTYだけではなく、CWのskimmer spotsが大量に流れてきて見苦しいため、filterをかけると良い。
set/filter keyword/pass RTTY
これでcomment欄に「RTTY」があるspotsのみを通すようになる。あるいは、
set/filter keyword/rej CW
とすると、comment欄に「CW」があるspotsを拒否するようになる。この場合、通常のDX spotsの多くはRTTY以外も通過することになる。

Keyword filtersの解除は、次のようにする。
set/filter keyword/off
その他、CC Clusterの詳しいcommandsは以下を参照されたい。
http://bcdxc.org/ve7cc/ccc/CCC_Commands.htm 

JG1VGX-7が何らかの理由で落ちてしまっている時は、DXCluster.infoの一覧表で(+CW Skimmer)
と表示があり、node softwareがCC ClusterかAR Cluster(V6)のものは同様にRBN skimmer feedに対応しているので探して接続されたい。

なお、DX Spider nodeはskimmer spotsには対応していない。(当局運用のJG1VGX-9も。)

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