ただしこのRBN data分析の図の解釈に当たっては、以下の点に留意して欲しい。
- 利用しているRBN raw dataはbusted spotsを含んでいる。例えば、JE3KXTというcallがOE3KXTとdecodeされるとEUのspotとして図示される。通常pathsが無いと予想される時間帯の少数のspotsはこのようなbusted spotsの可能性が高いので無視した方が良いだろう。
- 図のbarsの高さはspotsの絶対数ではなく、24時間のうちで最もspot数の多かった30分を最大とした相対表示である。Spotsの絶対数はbar中の小さな数字で示されているので、実際にbandsのopen度合いはこの数字を考慮して判断して欲しい。
- このRBN data分析の目的は、大まかなopen時間帯を把握し、QSY戦略の一助とすることにある。Skimmer dataを基にしているためshort/long pathsの別も考慮されていない。
なお参考までに北米方面のdata(下半分)も図示したが、今回はWAEなので欧州のdata(上半分)のみに着目して欲しい。
2012年
対象のRBN dataは9/6~7、10~13の平日6日間とした。下図はこれら全日dataを加算した物。9/8、9(土、日)はWAE SSB Contest当日であったが解析からは外している。(平日とはCW activityがかなり異なると考えられる為。)
9/6
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9/7
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9/8
|
9/9
|
9/10
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9/11 | 9/12 |
9/13
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Avg
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SFI
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128 | 133 | 128 | 123 | 111 | 105 | 102 | 99 | 116 |
SSN
|
112 | 110 | 70 | 87 | 62 | 73 | 68 | 44 | 78 |
A
|
12 | 10 | 7 | 4 | 3 | 1 | 5 | 5 | 6 |
2013年
今年は9/5~6、9~12の平日6日間のdataをとった。9/7、8(土、日)はAll Asian Phoneの当日であった為、前述の理由で解析から除外した。
9/5
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9/6
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9/7
|
9/8
|
9/9 |
9/10
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9/11
|
9/12
|
Avg
|
|
SFI
|
110 | 101 | 98 | 95 | 94 | 94 | 92 | 92 | 97 |
SSN
|
75 | 41 | 35 | 24 | 13 | 23 | 53 | 58 | 40 |
A
|
3 | 4 | 3 | 5 | 4 | 9 | 6 | 6 | 5 |
- 一見して分かることは、2012年の方が太陽指数が良かったため10mが午後~夕刻にちゃんと開いていたことである。但し先程の注釈で述べたようにbarsの高さではなくspot実数に着目して欲しい。10mが開いていた時間帯は15mはもっと開いていたのである。
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