このcontestはsingle opの場合休憩時間が12時間必要で、通常欧州へのpathがない朝は休憩に宛てられるので開始時間を遅らせることが出来、平日仕事で疲れ切っている私には嬉しいものだ。
といっても開始時0zには20mがまだ欧州に開けている可能性があるのだが、今回は体力的に無理をしないことに決め、朝10時頃のんびりと東京の自宅を君津に向けて出発した。しかしこれは出発がちと遅すぎたのであって、高速湾岸線の浮島JCTの手前からアクアライン渋滞が始まっていて、木更津に抜けるのに1時間ほどかかってしまった。
山のshackには13時頃には到着したが、急ぐ必要も無かろうと、食事をしたり、antenna作業やrigsのsetupをゆっくりしていたら運用開始は15:50頃となった。かなりののんびりstartである。
地磁気は幸いにも比較的静穏であったが、やはりcycle peakを過ぎたようで10mは死んでおり、例に漏れずやや低調な展開だった。
今回は、WPX CWに引き続きmicro2Rを使ったSO2Rの練習のつもりで参加し、scoreには囚われないことにした。また月曜日に有給休暇は取らなかったので、体力温存も心がけた。
5月のWPX CWではSO2R用のsub antennaとして釣竿vertical+ATUを使ったが、今回はナガラ TA-31を簡易設置したので、久し振りにhigh power部門で参加することにした。
見て分かるとおり、poleの高さは5mも無い程度だが、これでもsub antennaとしては使えていた。Dipoleというのは改めて面白いantennaだと思う。通常のYagi beamだとfrontのgainだけで勝負する感じだが、dipoleはもしかしたらbackからのlong pathも拾って強め合う効果があるのではないか?と思えた。(ただしこの高さで8の字形のpatternが出ているのか疑問はある。)QTCsも全然問題なくこのantennaで送られた。前回の釣竿より耳も飛びも良さそうな感じだ。
ではRBNでのspot dataをgraph化して見たopen状況と比較しながら運用を振り返ってみよう。図の濃い背景部分はOFF TIMEs。詳しく見たい方は図をclickすると拡大表示されます。
先ほど述べたように0650zの運用startなので、のんびりし過ぎてちょっと(1時間半程)出遅れた感じではあった。15mは比較的快調だったが、10zには早くも「中枯れ」してしまう。15mが夜通し開いていた6月のAA CWとは異なり、立秋を過ぎたWAE CWは実は秋のconditionの始まりなのかもしれない。20mは開き始めてはいたが11z台は両bandsとも非常に低調だった。このため12z頃小休止し、夜中の20mに備えてコンビニ弁当をチンして腹ごしらえした。
夜中の20mはそこそこだったが、一昨年~昨年と比べて伸びなかった気がする。40mが開く時間帯は前日のRBN dataから把握していたので戦略的にQSYした。Open時間が短いが、あまり早く40mに下がるのも得策ではない。何故か19z台に20mの不自然な落ち込みが見られるが「中枯れ」なのか、皆が40mにQSYしてspotsが減ったのかは分からない。
20zを過ぎると40mは落ち始め、この頃20mのpaceも上がらなかったため、朝再び20mが上がってくることは予期していたが、睡魔が徐々に襲ってきてここで少し早かったが水平飛行に遷移した。これは今にして思えば判断ミスだったと思う。ここでもかなりscoreをロスしたに違いない。
ではRBNでのspot dataをgraph化して見たopen状況と比較しながら運用を振り返ってみよう。図の濃い背景部分はOFF TIMEs。詳しく見たい方は図をclickすると拡大表示されます。
<day 1: 8/10> SFI=102, SSN=76, A=5
先ほど述べたように0650zの運用startなので、のんびりし過ぎてちょっと(1時間半程)出遅れた感じではあった。15mは比較的快調だったが、10zには早くも「中枯れ」してしまう。15mが夜通し開いていた6月のAA CWとは異なり、立秋を過ぎたWAE CWは実は秋のconditionの始まりなのかもしれない。20mは開き始めてはいたが11z台は両bandsとも非常に低調だった。このため12z頃小休止し、夜中の20mに備えてコンビニ弁当をチンして腹ごしらえした。
夜中の20mはそこそこだったが、一昨年~昨年と比べて伸びなかった気がする。40mが開く時間帯は前日のRBN dataから把握していたので戦略的にQSYした。Open時間が短いが、あまり早く40mに下がるのも得策ではない。何故か19z台に20mの不自然な落ち込みが見られるが「中枯れ」なのか、皆が40mにQSYしてspotsが減ったのかは分からない。
20zを過ぎると40mは落ち始め、この頃20mのpaceも上がらなかったため、朝再び20mが上がってくることは予期していたが、睡魔が徐々に襲ってきてここで少し早かったが水平飛行に遷移した。これは今にして思えば判断ミスだったと思う。ここでもかなりscoreをロスしたに違いない。
<day 2: 8/11> SFI=110, SSN=90, A=4
2日目は、1日目の出遅れを反省し、RBNをmonitorしながら15mで欧州が開き始めたと同時に運用を開始した。ところが東京都市部のheat island現象で下図のようにお決まりの雷雲が東京多摩~神奈川北部に発生し、丁度君津から見ると欧州の方角で、バリバリという静電crash雑音がひどくrunning不能(numberが取れない)のため、雷雲が通り過ぎるのを期待してここで再び戦略的休憩(単に睡眠とも言う)を取った。
この戦略はある意味正解で、少し長く寝すぎてしまったが、90分後に目が覚めたときには雷雲は消え、run出来る状況になっていた。Hooray!
10mは基本的には閉じていたが、SO2Rのおかげで15mでrunningをしながら10mでCQを垂れ流していたところ、1020z~1140zの間に6局、4 mult(LZ, I, HA, UA)をlogすることが出来た。SO1RによるQSY戦略ではこれは出来なかった事と思う。
この日は15mの中枯れはみられなかったが、14z頃閉じ、以降は20mがmain bandとなった。前日と同じく40mのopen時間を見計らい、また7時頃までには東京の自宅に渋滞に巻き込まれないようにして帰宅しなければならないため、運用終了を予め午前4時過ぎと決めてひたすらスコアメークした。20mのpaceが比較的良く、19z前に40mに下りてみたが何故か1日目とは異なり空電がひどくrunningが困難であったので最後まで20mで運用を続け、空がうっすら白み始めた午前4:20に運用を終了、撤収を開始し、夜が完全に明けた5時過ぎに無事下山を開始、帰宅の途に就いた。
結果は次の通り。
Call: JG1VGX Station: JG1ZUY Class: Single Op HP QTH: Chiba Operating Time (hrs): 26:10 Radios: SO2R Summary: Band QSOs QTCs Mults ------------------------- 80: 1 0 1x4 40: 163 24 28x3 20: 511 466 41x2 15: 514 699 38x2 10: 6 0 4x2 ------------------------- Total: 1195 1189 254 Total Score = 605,536 Power: 1kW full legal Antennas: - Create Design 714XX (40-20-15 tribander, 3L-5L-5L) - 10m monobander 7L - 80m shortened RDP - 20-15-10 multiband RDP QTH: Kimitsu, Chiba (QM05bg) N1MM Logger v13.8.0 microHAM u2R
3830 reflectorへのpostはこちら。
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